猫アレルギーで猫を飼っている人は毎日の掃除がかかせませんが、その重要な役割を担っているのが掃除機です。

掃除機を大きく分けると、紙パック式のものとサイクロン式でカートリッジにゴミの溜まるタイプに分かれますが、どちらのタイプが猫アレルギー対策にはおすすめなのでしょうか?

我が家ではわたしが猫アレルギーで猫三匹を飼っています。

三匹とも雑種で、そのうちの一匹は長毛猫ですので抜け毛の量はかなりのものです。

10年の間に紙パック式の掃除機2台とサイクロン式2台、合計4台使ってきました。

今回は、2つのタイプの掃除機のメリットとデメリットをご紹介したいと思います。

猫アレルギーで猫を飼うことになった人や猫がいて掃除機の買い替えを検討している人は参考にしてくださいね。

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猫アレルギーは掃除機も重要な対策のひとつ!

猫アレルギーのアレルゲンは、主に唾液や脂線から分泌される物質に含まれているため、

猫が毛づくろいをするたびにアレルゲンを体になすりつけているようなものですから(笑)

猫のフケや抜け毛にも当然くっついて家の中に拡散してしまいます。

カーペットやカーテン、クッションや毛布など、猫が直接触れていないとしても、毛がつきやすい繊維などは特に徹底的な掃除が必要になってきます。

ですから、猫アレルギーの対策で、家のなかの繊維を減らして、付着しやすいものを減らすのもひとつの手でしょう。

コロコロも大いに活用してください。

うちでも前はカーテンでしたが、カビが生えてしまったため、家中にブラインドを設置しました。

カーテンのときは掃除機でいちいち吸うのが大変で結構サボりがちだったのが、ブラインドは拭くだけですので、もし部屋の模様替えをするのだったら次はブラインドがおすすめです。

それからクッションや毛布は、こまめに洗濯をしています。

ちょっとサボって、猫が乗っていたクッションでうたた寝でもしようものなら気道が苦しくなりますのでw、掃除と洗濯はサボれなくなり、おかげで猫が三匹もいるのに家がいつもきれいだ、と褒められます(笑)。

きれいにしておかないと症状は悪化するので、掃除はできれば毎日。もっとできる人は朝夕と掃除機をかけてもいいくらいです。

さて掃除にかかせないのが、掃除機です。

結論から先にいいますと、掃除機にはお金をかけたほうがいいです。

安い掃除機は安いなりにしか吸えません(笑)。

では最初に紙パック式のメリットを見ていきましょう!

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アレルギーむけ掃除機は紙パックがいい?

紙パックは、中の紙袋がいっぱいになったらポイと捨てられますので、吸い取ったゴミの扱いは比較的簡単です。

猫アレルギーのアレルゲンともいえる猫の毛やらフケがいっぱい詰まったゴミを舞い散らすことなく捨てられる紙パックはメリットです。

紙パック式掃除機は、ワット数が大きいものであれば元々持つ吸引力はばつぐんに優れています。

また音がサイクロン式に比べると静かな点から、どちらかといえば猫にとっては紙パックのほうがありがたいんではないかと思いますw。

ところが、猫飼いにとって紙パック式には致命的な(笑)デメリットが・・・・

それはゴミの量です。

特に長毛種の場合や、多頭飼いの場合落ちる毛の量がケタ違いになります。

我が家の場合、毎日掃除機かけると普通サイズの紙パックが数日も持ちません・・・(汗)。

パンパンになるからではなく、掃除自体は続けることはできるのですが、2日目、3日目ごろから吸引力が弱くなって、毛を吸わなくなってしまうのです。

紙パック式の掃除機は、もともと吸引された空気が一度紙パックを通る仕組みになっています。

そのため、紙パックにゴミが溜まるにつれて吸引力が目に見えて落ちてくるというデメリットがあるのです。

そうすると、猫の毛だらけの我が家では空の紙パックを装着して家の半分も掃除しないうちに、吸引力がガタ落ち・・・・ということになってしまいました。

またHEPAフィルターつきではあったのですが、掃除機の後ろから出てくる風が気になりました。

本当にフィルターが細かいアレルゲンをすべてキャッチしているとは思えなかったんです。

ということで、一週間もたたないうちに紙パックを交換するのはあまりにもったいなくて、長期的に見たらサイクロン式に切り替えたら節約になるのではないかと考えました。

ところがところが・・・

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サイクロン掃除機はアレルギー対策になる?

アレルギー用にはダイソンが有名ですが値段が他の掃除機に比べると高いので躊躇してしまいました。

我が家も最初はサイクロン式ならどれでも同じだと思っていたので、次に買い換えたのはとても安いものでした。

サイクロン式はカートリッジのなかに吸い込んだゴミが溜まり、成果が目に見えることで、掃除をもっとやりたくなるメリットがありますw。

ところが、このサイクロン式掃除機には重大な欠点がありました。

それは吸引力です。

サイクロン=吸引力がいい

と考えている人は、考えなおしてくださいねw。

安いサイクロン式掃除機は、いままで代々使ってきた紙パック式の掃除機のどれよりも吸引力が弱かったです。

平らな床にこぼした小麦粉でさえ吸わずに、非常にいらいらしました。

その割りに、音ばかりは大きくて、スイッチオンにするたび、音に慣れるまで心臓バクバクです。

音はサイクロンの場合ある程度仕方がないようですが、

安物買いの銭失いというのはまさにこのことだったようです^^;

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で、最終的には、やはり掃除は猫アレルギー対策の要ですから、ある程度の出費はいたしかたがないという結論をいたしまして、我が家にもダイソンが来ることに。

しかしダイソンを使い始めたら意外なところにデメリットがあることが分かりました。

使ってみないと分からないこともあるものなんです。

>>アレルギー対策の掃除機はやっぱりダイソンがいい?

アレルギー

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