ニュージーランドへ初めて行くのに無事入国できるのか心配ですよね。

オークランド空港に到着してからどのようなことが待ち受けているのか事前に知りたいと思いませんか?

特に先を急いでいる場合や乗り換えなどの時間に余裕がない場合は、空港でのトラブルを未然に防ぐためにも、ぜひこの記事を読んでおくことをおすすめします。

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ニュージーランドの入国審査は時間がかかる?

まず心配なのは、入国審査。外国でその国に入国できるかどうか、大丈夫だと分かっていても不安になるものです。

まずはニュージーランドで飛行機を降りてからの流れを見てみましょう。

ニュージーランドに到着してからの流れ

(1)到着
  ↓
(2)入国審査
  ↓
(3)ターンテーブルで預け荷物の受取り
  ↓
(4)検疫
  ↓
(5)荷物をすべてX線に通す
  ↓
(6)到着ロビーへ

【国内線に乗り継ぐ人】
A. 乗り継ぎ時間が60分以上ある場合は、同ロビーにある乗り継ぎカウンターで荷物を預ける

B. 乗り継ぎ時間が迫っている人は荷物を全部持って国内線ターミナルへ移動

スケジュールを組むときの注意点

乗り継ぎをする場合は、最低でも3時間の余裕をもって予約するようにと、オークランド空港の公式ページでも呼びかけています。

最近の話ですが、私が成田からオークランドへ飛んだとき飛行機の離陸が40分ほど遅れました。ニュージーランド航空です。

理由は成田空港の滑走路の渋滞でした。

滑走路の渋滞自体はめずらしいことはなく、通常だと多少の遅れは飛行時間で調整できるので、到着時間がそれほど遅れるということは少ないのですが、

その日だけは、到着も30分ほど遅れてしまいました。

直行便でもそういうことが実際に起きているということですね。注意してください。

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オークランド空港の入国審査は時間かかる?

「入国審査」とはパスポートを見せて、入国を許可してもらう手続きです。

許可が出ると、パスポートにスタンプを押してくれます。

【用意するもの】
機内で記入しておいた「入国カード」
パスポート
帰りの航空券のEチケット(念のため)

ビザに問題がある場合を除いては、入国審査の手続き自体は1分もかかりません。

ですが入国審査場の入り口は、

1.自動ゲート
2.在住者用
3.一般用

の3つに分かれているのですが

観光客は「3.一般用」に並びます。

当然1.と2.に比べると、長蛇の列ができています。

悪いことに同時刻に各国からの到着便が重なってしまうということも頻繁にあり、そうなると列は途方もなく長く延々と続くことになります。

空いている「2.在住者用」のカウンターへ誘導するような措置もとられません。

どんなに急いでいようとも、「3.一般用の入国審査」で長蛇の列でじりじりと待つことになります。

パスポートにスタンプを押してもらうこと自体は数十秒で済みますが、この列の進むスピードは非常に遅く、ロスタイムが大きいんです。

 

オークランド空港の検疫は厳しい?

オークランド空港は空港自体がそれほど大きくありませんので、それほど待たずにターンテーブルに荷物が出てくるはずです。

自分の荷物をすべて持って検疫に向かうわけですが、ここでも入国審査の長蛇の列と同じ状態になる可能性があります。

【検疫に必要なもの】

パスポート
入国カード
スーツケースの鍵をすぐに開けられるようにしておく
食べ物や、トレッキングシューズなど申告する荷物を持っている場合はまとめて見せやすいように用意しておく

検疫官は「乗客が急いでいようがいまいが一切おかまいなし」です。急いでいる方にとってはのんびりとマイペースで仕事をしている印象でさえあります。

列にならんでやっと順番が来て、検疫官にパスポートと、先ほどの入国カードを見せますが

入国カードに

「食べ物を持っている」
だとか
「動植物製品を持っている」など、

YESの項目があると、必ずその内容を詳しく聞かれます。

ちなみに食べ物は、クッキーや飴玉、チューインガムでもYESにしてください。
それらは検疫官にさっと見せられるように1つの袋にまとめておきましょう。その程度の食べ物であればOKが出ます。

そしてX線の機械にすべての持ち物を通すように言われ、問題がなければ、そのまま到着ロビーに出ることができます。

このときに、申告物を

○スーツケースの奥底にしまってあるだとか

○大量の食料品を友達のために持っているなど

検疫検査官に「ん?」と思わせてしまうことがあります。

「目をつけられる」というと語弊があるかも知れませんが、検疫官の判断ひとつで、荷物をあけて見せるかどうかが決まってしまうんです。

荷物をあけて見せることになると、今度は検疫検査を待つ人の長蛇の列に並びなおすことになるという、これが大変な事態なんです。

私も30分遅れたフライトのときに、「目をつけられ」列に並びなおし、そこから30分動けませんでした。

まったくもって検疫で列が進まない。

同時刻到着の便に「バックパッカーの団体」「アジア系の観光客」など、荷物に「違反品を隠し持っていそうな」乗客が多く乗っていた場合、そういった乗客のバッグを「すべて」開けますから、相当待たされることは覚悟しなくてはいけません。

なので運が悪くもここで「荷物検査」と指示されたら、いくら次の便が乗り遅れそうだから、予定を急いでいるからといって、優遇されるわけではないという非常に大変なことになるわけですね。

ただ闇雲に入国検査を恐れることはありませんので安心してください。

入国カードに間違いなく正直に書くことがまず第一で、スナック菓子程度ならば検疫にひっかかることはありません。

ですがすぐに取り出せるようにしておかないと、荷物を開けられる場合があるということと、

万が一入国カードに申告していない食品など、あとから見つかった場合には、故意に隠したと疑われます。その場合高額な罰金がかかりますので、くれぐれも気をつけてくださいね。

乗り継ぎ時間が厳しい人は、食料品など申告するものをいっさい持っていかないで、入国カードにすべてNOと記入できる状態にしておいたほうがよいでしょう。

 

ここまでのまとめ

飛行機の到着そのものが遅延することがあるということがひとつ。

それから到着時間によってオークランド空港で、入国審査や検疫で長蛇の列ができることがある。

たとえば国内線乗り継ぎに乗り遅れそうになっても、優遇サービスは受けられない。

ということで、もし国内線への乗り継ぐ場合には、乗り換えの時間は十分にとっておいがほうがよいですね。

もちろん、長蛇の列もなく、スイスイと空港の外に出られることもありますので、それは運次第^^;

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