髪にダメージを与えにくいというヘナ。

試してみたいけど、染まり方が想像できないという人も多いですよね。

染まりにくいというのは本当なのか?染めるのに手間がかかるんじゃないか?

そういったことを中心に、ヘナについて体験に基づいて詳しくお話をします。

白髪染めでヘナを使おうと考えている人にはきっとお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください!

 

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ヘナは白髪が染まりにくいって本当?

私が使うのはヘナ100%のもので、自分で染めています。

染まりにくいというのは本当で、まったく初めての人が一回染めただけでは効果がほとんど感じられません。

そのため数十分で染まる市販のヘアカラーの感覚で使えば「染まらない」と思ってしまうのは無理もないのです。

ヘナ100%で染めるということは、一度ではなく何度も何度も繰り返すうちに徐々に色が濃くなるものだと考えてください。

 

ヘナの使用感は?匂いは?

匂いは人によって好き嫌いがあると思うのですが、

ヘナの香りは例えていうと新しい畳を彷彿させるというか、つまり草の匂いなのです。

春菊を「香りがいい」とするか「臭い」ととらえるかの違いといえば分かりやすいでしょうか。

使用感ははっきり言ってあまりよくないと思います。

ヘナは染まるまでの時間が長く、湿布を最低でも1時間(私は2時間しています)します。

その時間、頭に冷たいものを湿布しているわけですから、肩も懲りますし、楽なものではないです。

ことに冬場に染めるときは寒いので、苦行としか思えないときもあります。

ヘナって冷却効果があるらしく頭から首がスースー寒いので、ヘナが垂れるのを防止の意味と、防寒の意味で首元にタオルを巻いているのですが

その姿では決して玄関先に出たくありませんね (笑

それから、洗い落とすのにとても時間がかかります。

ヘナを湿布して1時間以上もすると半分乾いてカピカピになっていますから、それをシャワーで完全に落とすという作業を丁寧にやらないと、洗い残してしまいます。

○ 染めるのに1時間以上かかる

○ 頭と首が寒い

○ 洗い流すのに時間がかかる

それらを考えると、決して使用感がよいものではないんですね。

でも、これも白髪を隠すため。

習慣化してしまえばどうってことはありません。

なぜそこまでしてヘナにこだわるのかというと、

私の場合は市販の白髪染めで一度ひどくかぶれてしまったことがきっかけです。

若白髪で悩んでいた矢先の皮膚のトラブルで、目の前が真っ暗になりました。

そんなときたまたまヘナのことを聞いてはじめたんです。

試してみたら、ヘナはかぶれなかった。なので使い続けているというわけです。

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ヘナの白髪染め 色はやっぱりオレンジ?

ヘナは髪がオレンジ色に染まるって聞いたことはありませんか?

それは本当です(笑)。

もしオレンジ色が希望の色でなかったら・・・正直に言うとヘナ以外のもので染めるか、ヘナで染めたあとインディゴで染め直すことをお勧めします。

色に関してもう少し詳しく説明しますね。

ヘナはオレンジ色にしか発色しません。 オレンジというか明るい「銅」というか、そんな感じの色です。

先ほども書きましたが、私はヘナ100%で染めていまして

その場合、使い始めて最初の1-2回ではほとんど白髪の色は白のままで、染めたように感じないくらいです。

「ぜんぜん染まらない」と嘆く人が多いのはそのせいでしょう。

ヘナは、何度も何度も染めることによって、徐々に色が濃くなるんです。

私は白髪の量が多いうえ髪が伸びるのが早いらしく、生え際にすぐ白いものが目立ってしまうため2-3週間に1度染めています。

髪って平均で1ヶ月に1センチ伸びるそうなんですが、

私の髪は頭皮から毛先まで20センチほど。

ということは毛先は20ヶ月前にはじめて染めてから、ずっと2-3週間ごとにヘナに触れている(毛先までは毎回染めませんが、全体に湿布するのでヘナには接触しています)ことになります。

つまり30-40回はヘナで染まっているわけで、

そのくらい色が重なると、遠目からは明るいブラウンとしか見えないくらいまで濃くなります。

近づいて頭皮の近くをよく見ればオレンジ色かな、と分かる程度です。

唯一「オレンジ色」が目立つのは、太陽光線がある角度であたったとき。

日のあたり具合によって、髪全体がオレンジ色に見えることがあります。

はじめてヘナを使い、ほんのり「色づいた程度」。

1週間後またヘナを使うと、前回色づいた部分が「ちょっと濃い」色になり、といった具合に繰り返しているうちに、色が定着するんですね。

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ヘナでの白髪染めは意外に簡単!?

このように時間をかけて少しずつ色がつくため、周りの人に違和感を与えないという利点がヘナにはあります。

それから天然のものだから、取り扱いが若干雑でも、例えば湿布しているときにべちょ!と顔とか首とか手とかについたとしても肌がかぶれません。
(すぐ洗えば落ちますが、そのままにしておくと肌がしばらくオレンジ色にはなりますけど 笑)

市販の薬剤で染めるヘアカラーは、手についたり顔についたりするとピリピリしますよね。

そういったことがないので、手がオレンジ色に染まることを気にしなければ(笑)、溶かしたヘナを素手で頭につけることも可能です。

ヘナを使っている人はみなさん、ゴム手袋をしてそのままヘナを頭髪に湿布します。

分け目を作って少しずつハケで塗りこんでいくことをしなくても、大雑把に染められるところが非常に楽なんです。

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では実際に家でどのように染めているのか、写真つきで紹介します。
>>ヘナの白髪染め。写真で見せる染め方ハウツー
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